よくあるただ単にキープに切られただけの話

キープから連絡が来なくなった。よくある話だ。

振り返ると、ちょうど2年ほど続いた子。朝方にドンキ店内で声をかけた。彼女はバイト帰りに始発待ちをしていた。めっちゃ警戒されてなんとかバンゲ。

そこからしばらくは会えずに2か月ほどして飲みに行って準即という流れ。成人式を終えたばかりの彼女は処女だった。

温泉旅行に何度か行ったりもして、浴衣で花火デートとかちょっとエモいこともあった。実際に休みをとってまで時間を割いたのはこの子だけだった。

顔が飛びぬけて可愛いというわけではない。その間にもその子以上にハマった子は何人かいた。

オンリーワンになった子は別だし、本気で可愛いと思ったのも別の子だった。でもその子はこの2年間常にいた。2番手の位置にその子がいつもいる。安心感のようなものがあった。

その子とは長い時間一緒にいてもだるくなかった。

男の顔にはとくに興味がないという子だった。

めっちゃ金があればキモイおっさんでも別にいいと言っていた。

職業も親に言われたからではなく、自立するために自分で選んでいた子だった。

生きるための力が強かった。

流行りの曲とか俳優とかほぼ知らなくて、お母さんからもらった服を着ていた。

それがなぜかよく似合っていた。

人混みが嫌いでなにより温泉がすきだった。

日に焼けるのがなにより嫌いで、よく手入れされた肌は全身真っ白で絹のようだった。

一人の時間が好きで、人と一緒にいられない。結婚しても自分の部屋が欲しいと言っていた。

自分はなんとなく、子供を産んでもらうならこの子がいいなと思っていた。

この子がいたから安心してストでも仕事でもFXでもできていたんだな、と実感した。

て思っていたのはこっちだけでした、、、

ていう、よくある話。

この虚しさも数日、1週間もすれば薄れていき、2週間もすればほぼ消え去ることは知っている。

まだストリートをあきらめるつもりはない。

ストでつくった彼女は、自分が声をかけなかったら、出会うこともなかった子たちだ。

自分の運命を自力で決定していく、掴みとっていく感じがしてすきだ。

またひとつ覚悟をきめて街へ出ようとおもう。

終わりもないし、幸せになるかはわからない。

むしろ不幸になるリスクもある。

そんな不安定なストリートだからこそ、可能性がある。

よくあるただ単にキープに切られただけの話でした。

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